質問 悪いことをしても、ごめんなさいが言えません。(3歳2ヶ月)
答え 「ごめんなさい」や、「ありがとう」という言葉は、
上手にコミュニケーションをとるうえで、大切な言葉ですよね。
でも、だからこそ、
気持ちが伴っているかが、重要になってくると思います。
よく、
「ごめんなさいは!」「言えるまで帰らないよ!」など、
親が強制的に「ごめんなさい」を言わせる場面に遭遇しますが、
「ごめんなさい」が言えれば、それで解決なのでしょうか。
悪いことをしても、
“「ごめんなさい」を言えば済むんだ”という認識には、
ならないでしょうか。
例えば、
お友達のおもちゃを奪ってしまったとき。
大人なら、
“人の物を奪ってはいけない”と分かっていますが、
3歳という年齢は、それが分かるようで分からない、
微妙な時期だと思います。
ですから、こういうときは、
相手の子には、「急に取られたら嫌だよね」
自分の子には、「〇〇ちゃんのお顔見てごらん?悲しそうだね。」
など、
自分がした行動と、その結果が分かるように、
説明してあげてください。
言葉を言わせるよりも、
〇〇すると、△△になる
と、理解させる方が、大切だと思いますよ。
また、こういう行動には、必ず理由があると思いますので、
その理由を聞いてあげ、そのときの気持ちを、
受け止めてあげることも大事です。
「このおもちゃ、使いたかったの?」
「〇〇が嫌だったの?」
と、気持ちを察した声がけをしてあげるだけで、
子どもの気持ちは、落ち着きます。
気持ちが落ち着けば、心に余裕ができ、
「ごめんなさい」を言う勇気が、湧いてきます。
こうした繰り返しで、
子ども自身の、「悪いことをした」という認識が深まり、
心のこもった「ごめんなさい」が言えるようになると思いますよ。

